脂質異常症予防と食生活
『 脂質異常症予防と食生活 』
◎脂質異常症とは
血中のLDL(悪玉)コレステロール値が高い、HDL(善玉)コレステロール値が低い、または空腹時の血中の中性脂肪値が高いことを脂質異常症を言います。
進行すると動脈硬化、やがては心臓病や脳卒中など致命的な疾患を引き起こしかねない❝重症疾患への導火線❞ともいえる病気です。予防するためには生活習慣を改善することが何より大切です。
◎脂質異常症を防ぐ食生活のポイント
1.1日3食規則正しく →詳しくはこちらをクリック☆彡
2. 脂肪と糖質の摂取量に気をつける
●脂身の多い肉(ばら肉やカルビ)より、赤身の多い肉を選ぶ
脂身の多い肉、ベーコン、ソーセージにはLDLコレステロールを上げる
飽和脂肪酸が多く含まれます。
●洋食より和食、パンよりご飯を選ぶ
肉の脂、バターや生クリームなどの動物性脂肪には
飽和脂肪酸が多く含まれます。
●洋菓子より和菓子を選ぼう
洋菓子と和菓子、どちらも糖質が多く、カロリーは高め。
それでも、洋菓子は糖質の他に脂質が多く含まれるためどちらかと言えば
和菓子の方がおすすめです。
●飲み物はお茶や水などの甘くない飲み物にする
糖分の摂り過ぎは中性脂肪を増やします。
3.調理法を工夫する
4.外食のメニューの選び方
◎高コレステロール血症を防ぐ食生活のポイント
コレステロールは主に、「肝臓でつくられるもの」が8割と「小腸で食事から吸収されるもの」が2割あります。役割の違いで悪玉(LDL)コレステロールと善玉(HDL)コレステロールに分けられます。
1.飽和脂肪酸を摂り過ぎない
冷蔵庫に入れると固まりやすい油は、多く摂り過ぎると悪玉コレステロールが増加しやすくなります。
動物性の脂(肉の脂や乳脂肪)だけでなく、チョコレートやお菓子で使われる油脂・マーガリンやショートニングなどは動脈硬化を促進するトランス脂肪酸を多く含むため、過剰摂取に注意が必要です。
2.不飽和脂肪酸を摂る
植物や魚の脂に多く含まれる。動脈硬化や血栓を防ぎ、血圧を下げる、LDLコレステロールを減らしやすくするなどの作用があります。
不飽和脂肪酸はさらに、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられます。
一価不飽和脂肪酸・・・オレイン酸(オリーブ油)など
多価不飽和脂肪酸・・・リノール酸、DHA・EPA(青魚)など
体に良い油でも、摂り過ぎればエネルギー摂取過多になることもありますので要注意です!
3.食物繊維をしっかり摂る
4.アルコールを摂り過ぎない
高コレステロール血症予防レシピ→☆彡