やまがた がんサポートハンドブック 2025年版 - 山形県がん総合相談支援センター
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18自宅療養でどんな支援が受けられるか、一緒に考え計画を立てます。上手な身体の動かし方や筋力維持のためのリハビリ、介助の仕方の指導なども行います。歯や口のケアなどの相談に応じます。ご自宅に訪問して、日常生活の介護や買い物、掃除などの家事の援助を行います。治療の相談や、入院が必要な状態の場合に、在宅医と連携し対応します。定期的に訪問し、痛みや症状のコントロールを行います。在宅医と連携し、療養のお世話や点滴などの医療処置、症状の確認などを行います。ご自宅に訪問して、お薬の説明や使用法、副作用に関する相談に応じます。 病状や治療による障がい、副作用等により生活上に様々な支障がおこることがあります。ひとりではなく、様々な支援を受けることで、安心して生活を送ることができるようになります。詳しくは主治医やがん相談支援センター、病院のソーシャルワーカー等にご相談ください。 自宅で過ごす場合、「急に具合が悪くなったり、痛くなったらどうしよう」などと不安になることもあります。あらかじめ予想される体調の変化について、対応の仕方を担当医や看護師に相談しておくと落ち着いて対処することができます。お住いの地域によっても在宅ケアの体制が異なりますが、24時間対応してくれる訪問診療・訪問看護や介護保険制度など、在宅療養を支える仕組みがあります。 まずは、各病院の主治医や看護師、医療相談窓口、またはがん相談支援センターへご相談ください。1 自宅療養についてホームヘルパー担当医(病院)在宅医(訪問診療)訪問看護師訪問薬剤師ケアマネージャー訪問リハビリ訪問歯科医療養生活を支える制度・仕組みについて

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